【ハーフマラソン攻略日記⑦ ~下り坂の走り方~】

    ランナーの皆さん、こんにちは !!

    ハーフマラソン事務局の高坂です。

 前回の記事で上り坂の走り方についてお話しました。ただ、マラソンを走ったことがある方は上り坂を走りきったあとの下り坂も大事だよと思われたと思います。下り坂を一気に駆け下りるのは気持ちいいですが、下りきったあとの平坦な道でガクッと脚にダメージを感じる経験をした方も少なくないと思います。

 今大会のマラソンコースは、上り下りが連続する区間があります。この区間の走り方は非常に大事なポイントになりますので、今回は下り坂の走り方について書きたいと思います。

 

 ☆下り坂を走るポイント

 ① リラックスした姿勢を維持しながら骨盤から前に進んでいくイメージで!

 ② ピッチ(足の回転数)を意識して走る。

 ③ ②を意識するために腕の振りは小刻みに行う。

 

 まず、下り坂を走るときはスピードが出過ぎてしまいます。それをコントロールしようとして上体がのけぞり重心が後ろにかかったフォームになりがちです。このフォームだと踵でブレーキをかけるような走り方になってしまい、脚への負担が増してしまいます。骨盤から前に進んでいくようなイメージで走ると前方への重心の移動がスムーズになります。

 

 下り坂は、スピードが出るためストライド(歩幅)もオーバーストライド気味になります。これは、さっきの踵でブレーキをかけるような走り方の原因にもなります。これをコントロールするために腕の振りを小刻みにし、足の回転数を上げるような走りを意識してみましょう。

 

 上り坂や下り坂、平坦な道でランニングフォームを微調整することは簡単ではありません。ただ意識付けをするだけでも十分ですので、練習時に取り入れてみて下さい。